インプラントとは

インプラント治療法

インプラントの治療法には、1回法と2回法の2種類あり、1回法は時間が短縮できるというメリットがありますが、2回法で行われる治療法とは様々な面で劣ります。

インプラントの土台を時間をかけて粘膜の下になじませる2回法は骨との結合を強固にすることができるため成功率が高く、ほとんどのインプラント治療は2回法で行われています。

1回法の治療の仕方は、1度の手術でインプラントの埋め込みから全てを行います。そのために、顎の骨に充分な高さや厚さがない人の場合には、傷口から感染しやすくなってしまうという欠点があります。インプラント治療を考えている人の多くは、歯がない人ですが、歯をなくしてしまう原因の一つに歯周病があります。その歯周病で歯を失い、歯周組織も失われて骨の状態が不十分な患者に、無理にインプラントしたのでは失敗します。

これが、現在のインプラント1回法のデメリットとなっています。

2回法の手術では「フィクスチャー埋入」が行われています。フィクスチャーとは、チタンでできた人工歯根で、歯が抜けてしまったところに打ち込みます。インプラントを植立するために通常、直径7~13mm、幅3,5~5mm逓どのフィクスチャーが打ち込まれます。この治療は、医師の高い技術力が求められる難しい治療です。

1回目の手術でインプラントをあごの骨に埋め込んだ後、一旦歯茎を閉じてインプラントと骨がしっかり結合するのを待ちます。およそ3~6ケ月ほどの期間が必要でス。

2回目の手術で、インプラントの土台の連結を妨げるあごの骨を削って土台を連結します。これらの手術を経て、人工歯作製へと治療を進めます。

二回法では、歯茎を閉じてあごの骨にインプラントがしっかり固定するのを待ちますので、あごの骨を増やす手術を併せて行うケースや、全身疾患がある患者さんには、感染のリスクが防ぎやすい治療法です。安定感があり成功率の高い2回法の治療ですが、以前は、インプラントを顎の骨に固定する期間が半年も必要でしたが、最近は進歩した技術によって2から3カ月で安定するようになりつつあります。